2021年12月20日月曜日

第241回勉強会

 講師:及川会計事務所

税理士

及川健太 先生


今回は及川会計事務所の及川健太先生にご講演をいただきました。


今回は会社の決算書の見方ということでテキストを用いて
会社の利益はどこから生まれてくるのかを勉強しました!
またウォーミングアップと称して今アツい節税対策である
「ふるさと納税」についても勉強しました!!


「最近広告やCMで流れてるふるさと納税ってなんなの?」

もともとは故郷を離れて暮らす人が自分の故郷に寄付すると
今自分が住んでいる地域の住民税の一部が寄付した金額だけ免除され、
更に寄付した地域から寄付した金額の約30%相当のお礼品が届くという仕組みでした。

しかし、このふるさと納税、「ふるさと」以外の地域にも寄付することが可能です。
さらにお礼品のバリエーションも特産の食品だけに限らず
日用品や家具家電などもお礼品として選べるようになっています。


無くなるだけのお金でお買い物が出来るのでお得でしかありませんよね。
私も今回の勉強会の後すぐにお礼品を見ましたが豊富な品数に驚きました。
年内に購入が完了していれば翌年の6月からの住民税から
安くできるとの事でしたので私もふるさと納税しようかなと思いました。


お金の話で数字に慣れてきた私たちはいよいよ本日の本題へ突入しました。

本日は決算書にある数字はそれぞれ何を示しているかの説明と
簡単な利益計算を勉強しました。

目標利益を達成するためにはいくらの売上が必要か
固定費(経費、人件費)、変動費(原価)が固定の場合、目標の利益を達成するには
いくら売り上げをのばさなければならないか


上の写真のような会社が利益を200万円から300万円にするために
必要な売り上げの計算の仕方を勉強しました。

 ①限界利益率を求める。

限界利益率=限界利益÷売上高=500÷1000=0.5=50%

 ②目標利益額から目標売上高を求める。

売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率=(300+300)÷50%

   =600÷0.5=1200

 ③目標売上高と売上高との差を求める。

目標売上高-売上高=1200-1000=200


つまり目標を達成するには200万円売り上げの伸ばさなければなりませんね。


変数と定数を見極める

本当に必要な数字はどれか。
削れる数字は?
伸ばせる数字は?
どうしたら無駄をなくせる?
どうすれば効率的に生産性を上げれるか。
そのために必要なことは何かを考えさせられるとても刺激的な時間でした。

私も普段のワークスタイルを見つめ直し生産性のある動きで邁進していきたいと思います!
及川先生、どうもありがとうございました!